ORIENTAL GATEが繊維ニュースに掲載されました。
先日東京ビッグサイトで開催されたサステナブルファッションEXPOにて、業界の方々にヒマラヤのヤクやシルクコットンなどを本当に絶賛して頂きまして、新聞にも取り上げて頂きました。
ありがとうございました!
【きょうの紙面】
■オリエンタルゲート エシカルブランド展開
衣料品や雑貨を製造・販売するオリエンタルゲート(東京都世田谷区)のネパール発エシカルファッションブランドが注目を集めそうだ。ネパールの直営工場で製織から仕上げまで一貫生産する。同国の雇用を生む持続可能なモノ作りで消費者の目を引き付ける。
オリエンタルゲート エシカルブランド展開
雇用創出でネパール女性支援
衣料品や雑貨を製造・販売するオリエンタルゲート(東京都世田谷区)のネパール発エシカルファッションブランドが注目を集めそうだ。大人の女性向けのワンピースなどをそろえるが、ネパールの直営工場で製織から仕上げまで一貫生産する。同国の雇用を生む持続可能なモノ作りで消費者の目を引き付ける。
代表取締役を務める赤池静氏はネパールに15年間滞在した経験を持つ。同国の伝統を伝えるブランドを日本で販売したいとの思いから独学でパターンとデザインを習得する。2018年にウェブデザイナーの掛田恭子氏(現取締役CCO)と出会い、19年9月にオリエンタルゲートを設立した。
高品質で実用的な自然素材の服の展開を目指し、ブランド名を社名と同じ「オリエンタルゲート」とした。主要ターゲットは30代後半以降の女性。「日常から仕事まで着用できる衣服」をコンセプトにシャツやジャケット、ワンピースなどをラインアップする。百貨店の催事販売のほか、ポップアップ展開も行う。
ネパールの家内制手工業を組み込んだサスティナビリティーのある生産方法で作る。直営工場で製織(半手織り)、裁断、縫製、仕上げまで一貫で行う。電力不足による停電に対応するため足踏みに切り替えられるミシンを使う。スタッフは20人で、このうち16人が女性。
現地パートナーと連携し、ヒマラヤの伝統的織物パシュミナや高級カシミヤのストールの受注生産・卸売りも行う。「ネパールやヒマラヤの伝統を守り、雇用創出にも貢献したい」とし、養蚕業と協業してヒマラヤシルクを世界に届ける取り組みにも挑戦する。
2021年(令和3年)3月29日月曜日 繊維ニュース